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フランスとチョコレート、その切り離せない関係
現代は職人手作りの高級品チョコレートが人気に

いわゆる「大衆的な」チョコレートが普及したことで、家内工業による職人手作りのチョコレート生産は徐々に姿を消していった。しかしここ30年ほどは、フランスの美食の伝統を信奉する若い職人たちにより、伝統的な手法と厳格な精選、そして進歩的な創造性を織り込んだ、より上質なチョコレートづくりのノウハウが追求されている。

現在、著名なチョコレートメーカーとしては、ドゥボーヴ・エ・ギャレ(1800年当時の王室御用達のドゥボーヴ家をルーツとする)、ミシェル・リシャール、ミシェル・ショーダン、そして1977年にロベール・ランクスにより設立されたラ・メゾン・ドゥ・ショコラが挙げられる。
ロベール・ランクス *2
(Robert Linxe)
地方にあるブランドとしては、1952年に親方の事業を継承したジャン・ジャック・ベルナション、イゼール県の町ボアロンのレイモン・ボナ、南西部のミシェル・ベラン、そしてシャロン・スール・ソーヌのアレックスなどが有名だ。もちろん、その他にもフランスの国中に理想のチョコレートづくりに全精力を注ぐ職人たちが多く存在する。こうした職人たちの上質なチョコレートづくりに刺激されて、工業生産の分野でも製品の改良が進み、バリエーションも広がってきている。
フェスティバル&サロン、フランス人はチョコを愛す
現在、フランスでの年間一人あたりのチョコレート消費量は7kg。この消費量は過去10年で2割増加している。1992年以降、フランスでは毎年10月の第2土曜日に大規模なチョコレート・フェスティバルが開催されている。1995年には世界中のチョコレート職人たちが集まるイベント、サロン・ド・ショコラもスタートしている。
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*2 ロベール・ランクス
フランスが世界に誇るショコラティエ(チョコレート職人)。バイヨンヌ、スイスでの修行の後、1977年に、ラ・メゾン・デュ・ショコラ第1号店をオープン。類まれな才能でパリのグルメたちを魅了し、「ガナッシュの魔術師」と称された。
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