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| プジョーは過去5回のWRCチャンピオンのうち、3回を206WRCによって獲得した。そして今年からは、その206WRCの栄光を受け継ぐニューマシンとして、307CCをベースとする307WRCが開発投入された。なぜ307CCなのか?その舞台裏を探ってみよう。 |
| さらなる勝利をめざし、後継モデルの開発へ |
| 1985年に205ターボ16で最初の世界タイトルに輝いて以降、プジョーが持つラリーでのノウハウは年ごとに充実、いまでは完璧といえるほどになっている。そもそもラリーはスノー、アイス(氷結路)、マッド(泥濘路)、ターマック(舗装路)、グラベル(未舗装路)など、さまざまな季節のあらゆる路面コンディションで、6000kmにもおよぶスペシャルステージを戦うスポーツ。ドライバーだけでなく、メカニックを含めたマニュファクチャラーのスタッフ全員が勝利を目指して努力し、そして勝つためのさまざまなプレッシャーと戦う。 |
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勝利を勝ち取ることは困難で、わずかコンマ1秒の差が勝者と敗者を分けることさえある。トップレベルで争うためには、優秀なドライバー、優秀なメカニックに加え、ラリーのオペレーションにひとつのミスもないことが要求されるのだ。そうしたラリーフィールドにおいて、プジョーは持てるノウハウを生かし、2003年シーズンも206WRCでチャンピオンを獲得した。 |
しかしチームは、4年連続世界チャンピオンへの道をより盤石なものとするための方策を練り始めていた。すなわち、206WRCの後継モデルの投入だ。そして、その後継モデルがついにホモロゲーション*1を取得した。 >>次ページ
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| *1 ホモロゲーション |
| 競技に使う車両やパーツの認可のこと。車両の場合、ベース車両の生産台数や乗車定員などの規則が定められている。 |
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