PSAグループの新しいデザインセンター オープン
2004年10月、PSAプジョーシトロエングループの新しいデザインセンター、ADN(Automotive Design Network)が正式にオープンしました。その建物のユニークな外観は、PSAプジョーシトロエングループの「創造」と「革新」の中心拠点を備えた巨大客船のようです。ここは、まさに未来のプジョーが構想されデザインされるところなのです。
この地面からそびえ立つ、革新と創造がいっぱい詰まったユニークな建物の建築に費やした時間は、わずか2年でした。話の発端は、ディレクターであるロベール・プジョーの下、技術革新・品質保証部門が設立された1998年2月に遡ります。このときロベール・プジョーが考えていたのは、PSAの2つのブランドのデザイン部門をひとつの場所に集めてシナジー効果を持たせ、最先端技術を活用するプジョーとシトロエンから常に最先端の製品を生み出すということでした。
今後のクルマに求められるものとADNの機能
今日の自動車市場で覇を競う大手自動車メーカーにとって、デザインは勝敗を決める大きな要因となっています。各メーカーは競争の激化する市場で勝ち残るために、より際立った個性を持ち、存在感を打ち出さなければなりません。単に技術的にすぐれているだけでは勝ち残れないのです。
こうした市場環境の下、ロベール・プジョーは、マーケティングとデザイン、そして技術の3つのシナジー効果に着目しました。これら3つの要素をひとつの場所に集結させることが、PSAグループ、そしてプジョーとシトロエンにとって、成功への大きな推進力になると考えたのです。
ヴェリジーにあるデザインセンターでは全てのクリエイターが集まっており、その数はデザイナー350人、エンジニア500人という大所帯です。同じ場所で働くことで、プジョーとシトロエンのクリエイティブスタッフはより緊密な関係を築いています。単に共通のデータベースを使うといったレベルではなく、相互にそれぞれの手法や個性を理解しながら良いものを取り入れていく活動が、すぐれたデザインへとつながっているのです。これは、ロバート・プジョーが期待していたことそのものです。
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プジョー407SW
プジョーの新デザインセンター "ADN"
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