強化ガラスと合わせガラスの違い
強化ガラスは、1枚の分厚いガラスでできています。その製造法は熱を持った状態から急速に冷却するというもので、表面層と内部に密度差を発生させることにより、破壊に対する抵抗性を高めています。強化された表面層が一般のガラスより高強度であるのに加え、表面層を超えた割れが発生するような衝撃を受けた場合には、角を持たない破片へと粉々に砕けるという安全性の高さも特徴です。現在市販されている車のフロントガラス以外の部分には、ほぼ100%強化ガラスが採用されています。
合わせガラスは2枚のガラスを物理的に貼り合わせたもので、2枚の間にポリビニルブチラールでできた中間膜が挟み込まれています。衝撃に耐えうるだけの弾力性と突発的な力にも耐えうる柔軟性が特徴で、たとえ割れたとしても、破片はフィルムにくっついたままとなるので、粉々に砕け散るようなことはありません。1983年以降、フロントガラスには合わせガラスを使用することが義務づけられており、最近ではその採用がサイドウインドウへも拡大しています。プジョーのガラスルーフにも、この合わせガラスが採用されています。
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