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Peugeot Technical Tips
Peugeot Technical Tipsでは、プジョーにまつわるテクニカル情報をお伝えします。
HDi FAP V12ディーゼルエンジン

2007年、始動

プジョー・スポールのディレクターに新たに就任したミシェル・バルジュが明言しているように、プジョーは明確な目標を立ててこのプロジェクトに臨んでいる。「耐久レースに復帰するにあたり、我々は堅実なやり方で物事を進めている」とバルジュは言う。「チームも車もまったく新しいので、今は着実かつ整然と作業を進めている段階だ。2007年は開発の年になるだろうが、2008年には勝利を狙える位置でレースができるようになっているだろう」。現在のところ、準備作業はスケジュールどおりに続けられている。HDi FAP V12ディーゼルエンジンは、9月末にはベンチ上で回り始めており、12月には908に搭載され、サーキットでのシェイクダウン。実戦での活躍が楽しみである。
ル・マンのためにデザインされた908の流麗なシルエットは、クローズドボディーのプロトタイプである。

ル・マンにバイオ燃料が登場か?

プジョーは、他社の一歩先を行く、革新的で環境問題に敏感な企業という評価を得ており、ル・マン参戦にあたってバイオ燃料の使用を真剣に検討している。これは賞賛に値する取り組みだが、残念ながら現時点のレース・レギュレーションでは、実現の望みはほとんどない。ル・マン24時間レースのオーガナイザーであるACO(Automobile Club de l’Ouest)のスポークスマンは、次のように述べている。「ル・マン24時間レースには、メーカーにとって「実験室」としての側面がある。プジョーの掲げる目標が適切か判断するには、従来の燃料と代替燃料とのレースでの性能差の維持に注視していく必要がある。しかしながら、そうしたプロセスは困難を極めるものである」。そのため、バイオ燃料による本年度の参戦は望み薄だが、2008年もルールでバイオ燃料を閉め出すとしたら、それは賢明な判断とは言えない。
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