407のリアサスペンションは、アブソーバも内部に組み込んだ一体型。中央部の材質の違いは、金属固有の“しなり”を生かして最適なサスペンション特性にするためだ。
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「最大の特徴は、上下挙動が操舵の操作力にまったく影響しないという点と、サスペンションパーツの素材が複数使われているということです。ドイツ車などでは“オールアルミ”で先進性を謳うのが流行ですが、プジョーは違います。軽量化すべきところは鍛造アルミを使いますが、ある程度の“柔軟性”や“静粛性”があったほうが乗り心地や操作性に好影響を与えるパーツにはあえて鍛鋼を使っています。鍛造アルミは軽くて強い反面、そうした“柔軟性” や“静粛性”に欠けるところがあるんですよ」 「こうした素材面の工夫は、他のモデルでも同様です。もちろん中には407ほどのコストがかけられないベーシックカーもありますが、そうしたモデルでもブッシュの材質や設計など、コストがそれほどかからないパーツに工夫を凝らすことによって乗り味を演出しています。手間のかけ方では、たぶん他社の同セグメントのクルマ以上のものがあるでしょう」 |