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Peugeot Technical Tips
Peugeot Technical Tipsでは、プジョーにまつわるテクニカル情報をお伝えします。
チャイルドシートの装着は正確に!

欧州の規制について


現在プジョーで採用されている最新のトップテザーアンカーポイントとアンカーポイント
欧州では幼児保護やCRS (child restraint system:幼児拘束装置、いわゆるチャイルドシートなど) について3つの規則を定めている。CRSの承認基準と認証テストを義務づけているR44、シートベルトの固定強度とISOFIX規格 (下記の囲み記事を参照) に関する規定を定めたR14、最後にシートベルトと拘束機構の有効性に関する規定を定めたR16である。加えて、いくつかの消費者団体が独自の評価制度を設けている。ベスノーも「2003年にEuro-NCAPが幼児保護性を衝突試験の評価要素に盛り込んでから、プジョーはすぐに4つ星の常連入りを果たした」と指摘する。
実際、プジョーが2003年以降に発売したモデルはほぼすべて4つ星を獲得している。評価試験は市販のCRSで行われているのだが、プジョーはメーカーとの共同開発によるフル装備のCRSを使っており、評価に使用されたモデルはグループ1/2/3 (下の囲み記事を参照) に該当するブライタックス・レーマー製とキディ・ライフ製で、幼児の体重に合わせて調整をすることが可能である。
現在、Euro-NCAPの最高評価は5つ星であるが、実際この5つ星を獲得したメーカーはない。「5つ星を獲得するためには相当なコストを覚悟しなければならないけれど、5つ星ではない製品に対しては割高感が残り、消費者には受け入れられない」というのだ。5つ星を獲得するには、CRSを助手席か後部座席に組み込む必要があるだろう。ローラン・ポーガムは「幼児保護性能の進歩は現在頭打ちの状態」にあると指摘し、「現在、プジョーは情報の分析と普及に力を入れている」と語る 。これは、チャイルドシートの正しい使い方を知らない親が多いと考えているからだ。LAB (PSAプジョー・シトロエンとルノーが共同経営する研究所。事故調査やバイオメトリクスの研究を行っている) も参加して欧州で行われたいくつかの調査によれば、CRSの誤使用率は最大75%にも達するという。そこでプジョーは、CRSの正しい使用を促進し、事故発生時にはその役割が十二分に果たされるよう、CRSのエルゴノミクスの研究に取り組んでいる。
チャイルドシートに関する規則

年齢よりも体重が問題
EU規制は、欧州規格ECE 44/03に準拠したシートの利用を10歳までの子供に義務付けている。この規格では、子供の体重および年齢という2つの基準に基づいて、チャイルドシートを次の6つのカテゴリに分類している。

グループ0 :体重10kgまで
グループ0+ :体重13kgまで
グループ0/1と0+/1 :体重18kgまで
グループ1 :体重9〜18kg
グループ1/2/3 :体重9〜36kg
グループ2/3 :体重15〜36kg

ISOFIX規格
ISOFIX (International Standards Organization FIX) 規格は、チャイルドシートの様々な固定機構の調和を図り、有効性を高めるために設けられた。ISOFIX対応の固定機構は、チャイルドシートを車体構造にしっかりと固定する。
この固定機構は、後部座席または助手席 (車によって異なる) にある2つのアンカーポイント (固定金具) で構成される。2007年2月には、3つ目の必須アンカーポイントとして、トップテザーアンカーが加わった。一部のチャイルドシートでは、トップテザーアンカーの代わりにサポートレッグを使用する。このように3点固定でチャイルドシートを車体にしっかりと取り付け、ぐらつきを防止する。

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